仕上げは、“ひと引っかき” 「DRAGON BEARD DB-1007 OJ」に刻まれた一筋の傷跡

2025.07.18
白スニーカー


スニーカーに“キズ”がある。 そんな言葉だけを聞くと、ちょっとネガティブなイメージを抱くかもしれません。 でもこの「DRAGON BEARD DB-1007 OJ」の踵に刻まれた一筋のスラッシュ。 “竜が爪で引っかいた跡”を表現しており、日本発スニーカーブランドとしての ドラゴンベアードのアイデンティティをしっかり主張しています。


デザインはオーソドックスに。

白スニーカー

左足内側と右足外側にほんの少し遊び心を入れたデザインですが、ベースはドラゴンベアードらしさを表現しながらもあくまでオーソドックスに。 デニムにも、スラックスにもすっと馴染んで、一歩踏み出すごとに「ちょっといいかも」と思わせる、玄人好みの一足です。 アッパーには上質なスムースレザーを採用。クリーンなホワイトをベースに、カラーのアクセントが効いていて、軽快な印象に。 ソールは少し厚めで、全体がスリムにまとまっているため、野暮ったくならずスタイリッシュに履きこなせます。



ベーシックなのに、それぞれ違う“顔”。

白スニーカー

カラーアクセントでサイドパネル・シュータン・ヒールにメインカラーを取り入れて全体を引き締めています。ソールは少し厚みがあり、耐久性とグリップ性は非常に高く、ソールの周りはステッチを入れて強化されています。足入れ感はソフトで、踵まわりのホールド感も良好。履き慣らし不要で、すぐ街履きOKの優等生っぷりも見逃せません。



カラーバリエーション



DRAGON BEARDが追い求めるのは、“一歩先の個性”。 ロゴじゃなく、主張じゃなく、デザインそのものが語りかけてくる。 DB-1007 OJの爪痕は、そんな哲学の象徴です。 クセがあるのに、スタイリングにはすっと馴染む。 そんな“ちょうどいい違和感”がちょうどいい。 この一足には、履く人のスタイルを引き上げる力があります。