
スニーカーに“キズ”がある。
そんな言葉だけを聞くと、ちょっとネガティブなイメージを抱くかもしれません。
でもこの「DRAGON BEARD DB-1007 OJ」の踵に刻まれた一筋のスラッシュ。
“竜が爪で引っかいた跡”を表現しており、日本発スニーカーブランドとしての
ドラゴンベアードのアイデンティティをしっかり主張しています。
デザインはオーソドックスに。

左足内側と右足外側にほんの少し遊び心を入れたデザインですが、ベースはドラゴンベアードらしさを表現しながらもあくまでオーソドックスに。
デニムにも、スラックスにもすっと馴染んで、一歩踏み出すごとに「ちょっといいかも」と思わせる、玄人好みの一足です。
アッパーには上質なスムースレザーを採用。クリーンなホワイトをベースに、カラーのアクセントが効いていて、軽快な印象に。
ソールは少し厚めで、全体がスリムにまとまっているため、野暮ったくならずスタイリッシュに履きこなせます。
ベーシックなのに、それぞれ違う“顔”。

カラーアクセントでサイドパネル・シュータン・ヒールにメインカラーを取り入れて全体を引き締めています。ソールは少し厚みがあり、耐久性とグリップ性は非常に高く、ソールの周りはステッチを入れて強化されています。足入れ感はソフトで、踵まわりのホールド感も良好。履き慣らし不要で、すぐ街履きOKの優等生っぷりも見逃せません。
カラーバリエーション
DRAGON BEARDが追い求めるのは、“一歩先の個性”。
ロゴじゃなく、主張じゃなく、デザインそのものが語りかけてくる。
DB-1007 OJの爪痕は、そんな哲学の象徴です。
クセがあるのに、スタイリングにはすっと馴染む。
そんな“ちょうどいい違和感”がちょうどいい。
この一足には、履く人のスタイルを引き上げる力があります。